
もともと道路沿いには生垣が植えられていました。しかし施主様より「歳を重ねるごとに、毎年の剪定作業が少しずつ負担になってきた」というご相談をいただきました。
お庭の中には他にもたくさんの植物が植えられており、施主様はそちらのお手入れも楽しまれています。
植物は私たちの暮らしを豊かにしてくれます。ただし「すべてを完璧に管理しなければ」とプレッシャーになってしまっては本末転倒です。そこで今回は、お庭の中で「手をかける範囲」と「手放す範囲」を分けるための引き算として、生垣からフェンスへのリニューアルです。

長年育った生垣を撤去し、根っこから取り除く(抜根)作業は、人力で行うと想像以上の重労働であり、時間もかかってしまいます。
よって、現場の状況に合わせて小型重機(ユンボ)などを適切に搬入。スピーディーかつ丁寧に撤去作業を進めます。機械の力を借りることで、工期を短縮できます。また施主様や近隣にお住まいの方々へのご負担も最小限に抑えながら、スムーズに次の工程へと移ることができます。

新しく設置したのは、樹脂に木粉をブレンドした人工木材「エコモックオリジナルフェンス」です。
自然素材の優しさを持ちながら、腐食やシロアリのリスクが少なく、経年変化も穏やかなのが特徴です。今回は建物の外観やお庭の植物とも自然に馴染むよう、「ブラウン」のカラーを採用。板の幅はしっかりとした存在感がありつつも上品に仕上がる「145サイズ」を選びました。

一般的な目隠しフェンスの場合、板と板の隙間は「10mm」に設定することが多いです。、しかし、今回はあえて「20mm」と広めに設計しています。
前面道路はそれほど人通りが多くないという周辺環境を考慮しました。完全な目隠しにするよりも、お庭の中への「風通し」と、内側から見たときの「閉塞感の軽減」を優先しています。心地よい風が抜け、光が適度に入ることで、お庭の植物たちにとっても良い環境が保たれます。
お庭づくりにおいて、「絶対にフェンスが良い」「生垣が良い」という正解はありません。
ライフスタイルの変化や、年齢とともに変わる体力に合わせる。「今回はここをフェンスに変えてみよう」というのも、より豊かな暮らしを続けるための素敵な選択肢の一つです。これからも、残したお庭の植物たちが季節の移ろいとともに美しく育ち、ご家族の時間が心地よく刻まれていくことを願ってます。
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倉敷市を中心に、岡山市・総社市など岡山県全域で外構・エクステリア工事に対応しています。
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