岡山市中区で施工した、モルタル仕上げを基調とした外構デザイン。無機質になりすぎないよう、手仕事の温かみを大切にしながら、緑と共に暮らす心地よい空間に仕上げました。また機能性とデザイン性を兼ね備えた、暮らしに寄り添う外構です。


今回の現場は岡山市中区。3週間ほどの施工期間で、シンプルながらも表情豊かなモルタル外構を計画。モルタルの質感を生かしつつ、緑の映える空間を目指しました。


モルタル仕上げは、人の手で塗ることで一点ごとに異なる表情が生まれます。均一ではないわずかなムラが、光の加減によって温かみを感じさせるのが魅力。目皿部分はメンテナンスがしやすいよう設計し、日常使いのしやすさにも配慮しました。そして駐輪スペースにはLIXILの「フーゴF テラスタイプ」を採用し、雨の日でも安心して使える動線を確保しています。


建物とトーンを合わせたモルタル仕上げが外構全体を引き締め、素材の統一感が生み出す心地よいバランスが特徴です。ガーデンシンクやアプローチのラインも直線的に整えました。すっきりとしたモダンな印象に仕上げています。



シンボルツリー:ジューンベリー、タイサンボク リトルジェム
下草・低木:ツツジ、ウエストリンギア、アジサイ、ブラキカム、タニカ、ワイルドストロベリー、タイムなど
常緑樹と落葉樹をバランスよく配置し、四季を通じて変化が楽しめる植栽計画としました。また花期の長い多年草を中心に、実や紅葉も楽しめる植物を組み合わせ、暮らしの中に小さな発見が生まれるお庭となっています。

モルタルの無機質な素材感に、手仕事のぬくもりと緑の柔らかさを融合させた外構。またどの角度から見ても自然と調和し、暮らしの中で季節の移ろいを感じられる空間になりました。そして素材と植栽がともに生きる「飾らない美しさ」が、この庭の魅力です。
モルタルの質感を活かした外構デザインや植栽計画をご検討中の方は、ぜひご相談ください。
倉敷市を中心に、岡山市・総社市など岡山県全域で外構・エクステリア工事に対応しています。植栽を取り入れた庭づくりをご希望の方はぜひお気軽にご相談下さい。