今回は総社市にて、建物の雰囲気に合わせた「上品で落ち着いたトーン」でまとめた外構を施工しました。
お施主様からのご要望は、シンプルで機能的であること、そしてできるだけメンテナンスフリーでありながら緑も欲しいという内容でした。
そのため建物との相性、素材選び、植栽の扱いやすさにこだわりながら計画しています。

外壁の優しい色味に合わせ、外構全体の色数を意図的に制限しました。
エコモックフェンス(モクメ/モカ)でナチュラルな温かみを加えつつ、フレームのブラックで全体を引き締めています。
門まわりやカーポートも同じトーンで統一し、過度に主張しない上品な佇まいに仕上げました。


直線的な外観に合わせつつ、アプローチはあえてクランクさせています。
これにより動線が自然に生まれ、植栽との見せ場もつくりやすくなります。
舗装には斜めラインを入れ、シンプルでありながら単調に見えない工夫を施しました。

緑があることで外構は一気に豊かになります。
ただ、「メンテナンスが不安」というご相談も多いため、今回は扱いやすい植物を中心にセレクトしました。
オリーブはややコツが必要ですが、リクエストにより採用しています。
植栽内容:

季節ごとに表情が変わる樹木と、低木・下草の組み合わせで、手間をかけずとも楽しめる植栽帯を目指しました。
植え付け後は、必要な管理方法(剪定・水やりのタイミングなど)も丁寧にお伝えしています。
建物の雰囲気に合わせてトーンを揃え、シンプルでありながら質の高い佇まいを実現できました。
機能性とデザインの両立、そして「手間をかけすぎず緑を楽しめる外構」をご希望の方にとって参考になる計画だと思います。
倉敷市を中心に、岡山市・総社市など岡山県全域で外構・エクステリア工事に対応しています。
植栽を取り入れた庭づくりをご希望の方はぜひご相談ください。