










プランツエクステリア、エクステリア
プランツエクステリア、エクステリア
倉敷市で施工した新築外構の事例。白い塗り壁の住まいに合わせ、直線と水平ラインを基調にしたシンプルな構成でまとめました。余白を大きく取りつつ、質感と陰影がきれいに出る素材を選び、住まいの清潔感をそのまま外観へとつなげています。
駐車スペースはフラットな土間コンクリートで整え、屋根は軽やかなフレームのカーポート。視線の抜けを妨げない納まりとし、建物の端正なプロポーションをそのまま見せる計画にしました。雨水がたまりにくく、出入りもしやすいシンプルな動線です。
アプローチは細いボーダーブロックと砕石を組み合わせた“ボーダーアプローチ”。繊細な白いラインがファサードにリズムを与え、歩幅に自然と沿う誘導性も生まれます。乾いた表情の砕石と明るいラインの対比により、単調になりがちな前庭に奥行きと陰影が加わりました。
門まわりは、木調パネルをあしらった機能門柱をポイントに。ブラックのフレームで全体を引き締め、足元には低木とグランドカバーを控えめに配して柔らかさを添えています。角地側はレンガの見切りで段差を整理し、敷地境界の印象をすっきりと整えました。
建物脇は砕石敷きと小さな植栽帯で仕上げ、雑草管理の手間を抑えながら、窓辺から四季が感じられる景色を用意。素材とラインに一貫性を持たせることで、静かで上質な佇まいの外構が完成しました。